日本国憲法には、勤労の義務、教育の義務、最低生活の権利、が記載されているそうである(第何条の何処にどのような文章が有るかは知らないが)。政治家やマスゴミは最低生活の権利に付いては頻繁に説明してくれるので、国民は社会保障や生活保護の制度については、かなり知識を得ることになる。逆に勤労の義務や教育の義務に付いては説明がないので、その内容は殆ど分らない。
無職やフリーターと言われる人が増加し、結果として生活保護を受ける人が急増しているが(高齢化が最大原因と云われるが、それは若い頃に勤労しなかった結果に過ぎない)、どれだけ勤労すれば勤労の義務を果たしたことになるのか、勤労の義務を怠った場合には(つまり憲法違反した場合には)どのような処置(罰則)を受けるのか、全く分らない。実質的には勤労の義務は無い、というような状況になっているのではないか。
教育の義務に付いても、中学生の勉強時間(学校と家庭を合わせて)は、日本は8時間、韓国は10時間、中国は14時間と言われる。また小学校6年間の主要4科目授業時間は70年頃は4000時間程度、2002年では2941時間になっていたそうである(ゆとり教育の結果)。これで果たして教育の義務を満足していると云えるのであろうか。
憲法に有る義務について、意味を曖昧に、それを疎かにしたのでは、日本人が劣化し、日本が没落するのは当たり前のことだろう。憲法論議が話題に上がっているが、このような基本的なことを議論して欲しい。
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