2015年8月27日木曜日

原発反対理由に付いて

原発反対の理由は二つある。一つの理由は、交通事故で死ぬ可能性が大きいことは覚悟しているから死んでも良い(毎年100万人死亡)。原発事故で死ぬのは覚悟していないからダメ、と云うものである。
他方の理由は、沢山の人と同じ原因で死ぬのは良いが、原発事故や奇病や雷など珍しい死に方はダメ、と云うものである。
何れの理由にも共通しているのは、感情だけで確率と云う概念が全く無いことである。世の中には完全に安全と云うものは無いから確率に従って生きるしかないと考える人(後者)と、前者のように感情で生きる人が居る。両者はお互いが理解出来ないので議論しても議論にならない。
確率と云う概念は幼少時からの長年の教育によってのみ得られるもので
あり、簡単に得られるものでない(政治家やマスゴミが説明して分かるようなものではない)。つまり原発の様な問題は永久に完全解決(全員同意)は有り得ない。
因みに、確率だけで言えば、チェヘリノブイリ以来約30年、原発事故の直接死亡者はゼロだから、原発が最も安全で、原発より安全な文明の利器は世の中に無い、と云うことになる。