2014年1月23日木曜日

日本の技術力とその衰退

 日本が機密保持に甘いことは良く知られた事実であり、技術力衰退の一因もそこにある。勿論日本人の能力低下がその主因であることを否定するものではないが、技術力の絶対的優位を維持出来ない社会の仕組みになってしまった。
 1980年頃日韓の週末の飛行機は日本からの出稼ぎの技術者で満員であった。1990年以後は日中の飛行機も同様であった。つまり日本の技術は昔から外国にザザ漏れであった。2000年以後はインターネット、メール,GPSなどを通してザザ漏れ(無意識に)である。
 日本の経営者が技術者を大事にしないから、と云うこともあるが、日本の経営者に機密保持の意識(知識)が薄いことが問題の基本にある。LANにすれば大丈夫と云うように簡単に考えている人も居るが、LANとインターネットが繋がっているので全く意味が無い。LANで設備仕様書を社内送付したつもりが、パソコン操作を間違って全部の社外業者に送付し大事件になったこともある。
 現在の社会システムでは技術者を隔離しない限り機密保持は不可能と考えるべきである。つまりは日本が技術面で絶対有利に立つことは不可能な時代になった。日本の生き残る道は日本人全員の能力を上昇させ、相対的にその分だけ優位を維持するしかないのである。
 

2014年1月21日火曜日

沖縄の問題

 沖縄の問題を見ていると、宗教が長きに渡って存続しているのと同じ様な感じがする。すなわち、永久に成果が表れないから存続している、と云うことになっている。
 約半分の住民が基地撤去を主張し、半分の住民がその反対を主張し、そして現状維持のまま基地が存続することが、住民にとって最も良い選択(補助金で生活維持)になっている。従がって完全に問題を解決するためには、基地撤去以外に方法は無い。つまりは基地を沖縄以外の場所に作ることである。
 以前から提案しているのだが、洋上(浮体移動可能)基地を真剣に考える時ではないか。日本の技術力からして出来ないことは無い。沖縄に毎年数千億円投下する金があったら、それで十分だろう。基地は当分米軍が使用するにしても、近い将来日本軍に必要になることは確かであり、先まで考えた有効投資である。

2014年1月9日木曜日

米国社会と日本社会

米国社会に憧れ日本社会が古いと言う意見に従い、日本社会が(経済成長期以前の社会から)米国社会に近づいている様な気がする。どちらの社会が良いとか悪いとか言う前に、両社会の最も異なる点を具体的に取り上げて、今後どうあるべきか考えてみた。
最大の違いは、医療保険、年金であろう。つまり米国では、医療保険や年金は自分で考えて自分での対応を要する自己責任社会の典型である。その結果として、米国人は自分で考え、自分で決断する(やる気がある)人間にならざるを得ないのである。
次は女性の進出と自立、つまり女性が職業を持つことである。その結果として、離婚率やシングルマザーが多くなり、それが社会の乱れに繋がり、更には12歳未満の子供を家に放置することを法律で禁止することまでが必要になっている。
米国社会の機会均等(実力主義)に対し、日本社会の結果平等がしばしば言われ、米国は、活力がある、ベンチャーで失敗しても、それが経歴として評価される、副業は容認され、公務員でも学校の先生でも副業している、転校(上位校へ)出来る制度充実している、貧富の格差が大きい(税制の違い)、等々、主張する意見が多いが、それらは基本的に上記の2条件から派生すると考えている。
つまり、日本社会を経済成長以前の社会状態に維持したいならば、医療保険や年金を安定的に確保し、また女性の社会進出に伴って、それに見合った制度を充実させる、(莫大な税金でやる気を無くさせる)必要がある。結論としては、機会均等(実力主義)で、結果平等な社会は有り得ない、が、それに向かって試行錯誤する、ということであろう。

2014年1月1日水曜日

2014年 年頭所感

私には三つの楽しみがある(あった)。
1.冒険旅行(一人旅)
2.農業(無農薬)
3.ボランティア(中小企業技術支援)
冒険旅行に付いては、昨年アポ山登山で体力(膝)の限界を感じ、その上最近は50肩が悪化し、遂には継続を断念することにした。世間様に迷惑を掛けるような事件を起こす前に、止めることを決断したのは神様のお導きと考えることにしている。
農業に付いては、農業技術の向上と共に無農薬の限界が少しずつ分かって来た。昨年から石灰硫黄乳剤のみ使用することにした。未だ暫くは独自農業技術の開拓に挑戦して行きたい。
ボランティアに付いては、昨年以上に力を注ぎたい。ボランティア活動をしていて、これが技術者としての自分に与えられた宿命の様に感じる時がある。正月に当たり、本年は新規技術の花を、もう一花咲かせたいと、その思いを強くしている。