米国社会に憧れ日本社会が古いと言う意見に従い、日本社会が(経済成長期以前の社会から)米国社会に近づいている様な気がする。どちらの社会が良いとか悪いとか言う前に、両社会の最も異なる点を具体的に取り上げて、今後どうあるべきか考えてみた。
最大の違いは、医療保険、年金であろう。つまり米国では、医療保険や年金は自分で考えて自分での対応を要する自己責任社会の典型である。その結果として、米国人は自分で考え、自分で決断する(やる気がある)人間にならざるを得ないのである。
次は女性の進出と自立、つまり女性が職業を持つことである。その結果として、離婚率やシングルマザーが多くなり、それが社会の乱れに繋がり、更には12歳未満の子供を家に放置することを法律で禁止することまでが必要になっている。
米国社会の機会均等(実力主義)に対し、日本社会の結果平等がしばしば言われ、米国は、活力がある、ベンチャーで失敗しても、それが経歴として評価される、副業は容認され、公務員でも学校の先生でも副業している、転校(上位校へ)出来る制度充実している、貧富の格差が大きい(税制の違い)、等々、主張する意見が多いが、それらは基本的に上記の2条件から派生すると考えている。
つまり、日本社会を経済成長以前の社会状態に維持したいならば、医療保険や年金を安定的に確保し、また女性の社会進出に伴って、それに見合った制度を充実させる、(莫大な税金でやる気を無くさせる)必要がある。結論としては、機会均等(実力主義)で、結果平等な社会は有り得ない、が、それに向かって試行錯誤する、ということであろう。
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