2012年3月15日木曜日

金融、原発、医療

 金融(金融工学や最近の金融業)、原発、医療(終末)等は同じような性質を感じる。例えば、①規制に欠陥が見つかると徐々にそれが整備されて行くと云う経過を辿る。②必要性についても、不要と云う意見が最近見られるようになった。③不良時の社会に与える影響(サブプライム事件、原発事故、尊厳死)は巨大である。④専門家(詐欺師)と言われる人々の世界である。⑤現代に発生した課題である。⑥関係者(犯罪者)の処分が温い。金融では関係者の食い逃げ、つまりババを引いた者と税金で、その穴埋めをすることが原則であり、原発では犯罪者を不明にして処分しない場合が多く、医療では犯罪かどうかさえ判断が困難である。
 ここで主張したいのは、上記の課題が起こるのも解決するのも、全ては道徳や倫理の一点に掛かっていると云うことである。
まず金融関係者に詐欺師が多いことは明白な事実である。
福島原発事故から分かることは、福島原発の関係者(特に学者)はモラル異常者の集まりであったことにある。福島原発事故は普通の学者や技術者が仕事をしておれば全く問題は起こらないことを証明している。つまり普通の学者や技術者が仕事をするシステムがあれば事故は防げるのである。
医療において技術が進歩すると云うことは、必然的に植物人間が増加すると云うことになり、道徳や倫理以外にこの問題を解決出来ないのは明らかで有る。
モラル異常が起こる可能性があるからと、何も挑戦しないと云う考え(哲学)もあるし、そのリスクを克服して前進しようと云う考え(哲学)もある。日本の原発は今正にその岐路にあるが、これは正誤の問題ではなく哲学の問題である。私は後者の考えで、そうしない限り人生を明るく生ることは出来ないだろう。

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