2011年12月6日火曜日

豊かさ

1980年代(日本の黄金時代)に、豊かさとは何かと云う議論が多くあった。私の記憶によれば、豊かさとは以下の様な意見であった。
1.飢餓と失業(のリスク)が無いこと。
2.(所得が)平等であること。
3.(大衆が)短時間労働であること。
しかるに、現在の状況は上記と全く逆の状況になっている。すなわち豊かとは云えない日本になってしまったと云うことである。
 特に問題なのは3項の労働時間に関してである。大衆が短時間労働であることの意味は、エリートの長時間労働の必要性を意味する。私の経験でも、過去の技術開発関係者の周労働時間は、60時間以上が通常であった。今の技術開発関係者の周労働時間は、40時間程度である。
 こんなことでは発展途上の海外諸国と比較して、日本の豊かさが維持できるとは到底考えられない。日本の豊かさを望むならば、エリートの長時間労働を復活させる以外にはない。

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