2013年7月25日木曜日

再々しつこく原発

 福島原発事故の原因が明確になっていないので再開に反対すると云う意見が強調されているが、何度も言うように、原因は明らかである。すなわち東電福島にまともな技術者が一人も居なかったからである。一人でも居れば福島事故は起こらなかった。
 チェリノブイリ事故は技術者のレベルが低いことが原因で、東電の事故は体制の不備が原因であるという人(テレビコメンテータ)がいるが、事実は逆である。チェルノブイリでは多数の技術者が、「千回緊急停止操作をすれば、何十回か出力増大(暴走)する」と前から告発していたが、体制(ソビエト政府)がそれをもみ消していたのである。それに対し福島では、技術的に出鱈目なことや出鱈目な設備が多いのに、東電の技術者は誰も事前にそれを告発していないのである。つまり、まともな技術者が一人も居なかったのである。
 福島吉田所長はりっぱな人間であることは、万人の認めるところであるが、りっぱな技術者であったかどうかの議論は聞こえてこない。設備設計時、科学者が数メータの津波を設定、指示して(事故前には10メーター以上に変更)、言われるまま数メーター津波対応の設備を作るなんて、普通の技術者の常識にはない。技術者とは、誰にも分からないように安全を診るものだ。

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