十数年前に、「NO」と言える日本経済(石原慎太郎、一橋総研)、と云う本があった。主な主張は、日本の衰退は、金融のグローバル化、ビッグバン(アメリカの謀略)が原因である、と云うような内容であった。
しかし今、日本の衰退の原因は、前記でないことは明確になったであろう。すなわち、韓国や中国に産業競争力で負けた部分がかなり有ることや、アップルやグーグルなどの新興企業が日本に無いことである。(つまり日本人の品質劣化と言える)。更に言えば、アメリカは世界最大の原発所有国であり、かつ天然ガス生産国である。(日本は原発を止め、エネルギ輸入依存)。
基本的なことは、人間の質を高め、産業競争力を高めることに有る。アメリカの謀略があったとしても、それを主張するだけでなく、基本を忘れないようにしなければならない。
前記の本では、大東亜共栄圏、などと云う戦前的主張までしているが、日本の国力低下の下では、それは絵空ごとに過ぎない。まずは国力の向上に全力を挙げる以外にはない。
尚、個人的には、国防力(報復力)の無い日本の軍備状況で、本当に国力の向上(グローバル社会での活動)が出来るのか疑問に感じている。
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