保守とは支配階級の利点を確保要求するもの、革新とは支配階級に取って代わろうとするもの、と考えているが、日本の大部分の政党にはその立つ位置が全く見えない。即ち全ての既成政党は若干異なることを言うように見えるが、実際にやっていることは保守的なことだけである。
現状日本の支配階級は、役人とマスゴミであろう。政治家はその手の平で踊るピエロのように見える。彼らの要求するところは、財政の健全化、年金の安定、子育て支援などであり、一見革新的に見えるが実は詐欺である。
財政が健全化しなくて困るのは支配階級、特に役人と、そのお零れに預かる人々である、何か被支配階級で困ることはあるのか。年金が不安定で困るのも支配階級である、所得比例年金が無くなっても被支配階級には影響が小さいはずだ。子供が居なくなって困るのも現状が維持できなくなる支配階級だ、被支配階級にとっては現状破壊の方が良いはずだが、実際には多くの被支配階級が支配階級のためにせっせと子作りに励んでいるのだ。
財政破綻してハイパーインフレになれば、働く若者が最もメリットを得るはずだ、箪笥預金などは一発でパーになり、世代間格差など一挙に解決する。(現状システムでは90歳程度の年寄りから70歳前後の年寄りに資金が移動しているのみ)。そして中小企業は身動きが軽いので、金儲けのチャンスが到来するのである。
何故国民全体が保守的になったのか、(制度改正の要求をする)造反者が出ないのか、ハイパーインフレを要求しないのか、その理由は明白である。被支配階級が馬鹿教育により飼い馴らされてしまったからである。具体的には被支配階級には真の学問はさせず、考える能力も付けさせないような教育をして来たからである。ゆとり教育などはその典型で、支配階級だけがまともな教育(私塾や私学など)を受けるシステムである。結果として非支配層に考える力が無くなって、真の造反はまったく出来なく無くなった。
所詮、国の根幹にかかわる制度、憲法などの改正は革命的な出来事が無ければ出来ないものだ。そのことは歴史が示すところで、今の日本にとって革命的な出来事といえば、選挙が無効になることや、財政が破綻することなどが考えられる。しかし支配層はそうならないように努力しているのである。
他の歴史的方法は、支配層の中からヒーロー(気違い)が出現して、新しい文化や制度を作ることである。西洋の近代化を推進した学者やヒーローは全て支配層の出身であった。しかし今の日本からはこの方法も期待が薄い。(教育改革を掲げる面では、ハシズムに若干期待できるかも???)。
情けない話であるが、結局真の改革は、中国や北朝鮮または米国からの日本本土攻撃まで待つことになるのであろうか。
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