最近は若者に接する機会は少なくなったが、インターネット(ブログ等)を通して見る限りでは、若者の思考能力の低下は激しい。幾つかその例を上げてみたい。
第1は、日本が経済成長可能と考えていることであるが、現状のままで経済成長などは有り得ない。原因として労働人口が減少することまでは理解している様だが、真の原因は(開発途上国と比較して)労働時間の減少や学力の低下である。我々団塊以前は、月月火水木金金で働き、有給休暇などは殆ど消化しなかったが、今は一年中休みで何時仕事をしているのか分からない。上に立つ者も、プレゼン(パワポインタ)能力ばかりが優秀で、熱力学も流体力学も殆ど理解していない。これでは開発途上国や米国(優秀移民)に勝てる訳が無い。
第二は、大量国債の発行を疑問視していないことである。大量国債は金利の高騰を招くとか、孫・子の代に借金を残すが国内問題に過ぎないとか、一部の馬鹿学者の言を信じているだけで、真の問題を理解していない。真の問題は、日本では最早経済成長が有り得ないので、国債は若者(貧乏人)から税金(消費税等)を取って、それを金持ちに返金するシステム、と云うことである。
第三は、原発反対、放射能危険、等と原発再稼働に反対していることである。再稼働に反対しているリーダーが誰か、ちょっと見れば分かるはずだが、それだけの思考能力も無いのである。反対しているリーダーは、金持ちで悠々自適の生活をしている人、又は反対運動を職業としている人である。彼らは原発を再稼働しなくても全く困らないのである。困るのは若者、貧乏人である。
若者の思考能力に変革が無い限り、日本の衰退は避けられない。ローマ然り、英国然り、国家の衰退とは若者の思考能力に因るのである。
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