2013年6月2日日曜日

第3の矢

 第1の矢(金融)第2の矢(財政)と来て、現在は第3の矢(成長戦略)が議論の中心になっている。成長戦略とは規制改革であることまでは全員が認めるところで有るが、簡単で効果のある手段があるにも拘らず、複雑な課題ばかりが世間を賑わせ、結果として骨抜きになるのが過去の実績である。
 簡単で効果のある手段とは印鑑の廃止である。海外企業の日本進出の障害になっていることは当然であるが、印鑑が日本人にとっても、どんなメリットがあるのか全く理解が出来ない。真に本人確認が必要ならば、指紋を採用するとかDNAを採用する必要がある。印鑑は単に作業効率を悪くしている(役所維持のため?)以外に何ら意味を見出さない。
 印鑑の弊害を無くすために、民間では大部分が三文判でOKであり、かって私は数箇所の事務所に自分の印鑑を預けていた。しかし民間と言っても日本の時代遅れ銀行では何度もひどい目に会っている。印鑑が違う、または欠けている、と言われてNGを出されたことが何度もある。銀行と云うものは政府と一体で不思議な行動を取る存在である。
 印鑑と云う歴史を守ることは重要であるが、それは重要文化財のような守り方をするべきであって、日常生活に使うこととは違う。成長戦略として、糞も味噌も一緒にするような思想を日本から無くすことが重要である。マイナンバーの採用によって、印鑑は全く不要になるはずだ。何故マイナンバー採用時に印鑑の廃止も同時に決定しないのか、これも理解に苦しむばかりである。

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