2014年2月11日火曜日

原発ゼロ、脱原発

書店へ行ったら正面に、原発ゼロや脱原発の本が沢山並んでいた。数冊を手に取って立ち読みしたが、酷い内容で、この本が売れるとは、日本人の思考能力の低下は激しいと言わざるを得ない。
原発推進の本が無いことは言うまでも無いが、本の内容は政治に関するゴシップ的なもの、および世論に関するもので、本の結論は二つの意見に集約される。  
一つは小泉型、つまり自然エネルギーで何とかやっていける、と主張するもので、無知・短絡型と云える。他方は細川型、つまり経済成長は不要、日本人は質素な昔の生活に戻れと主張するもので、文化人型である。どちらの主張も金持ちの老人が貧乏な馬鹿者(若者)を騙している手口に過ぎない。
原発の問題とは、原発が何と比較して安全か、不安全かと云うことであり、更には今後安全を確保する技術の向上がどの程度あるか、と云うことであるが、そのことには、どの本も触れていない。
原発を考える場合、原発と国力の関係を考察することも重要であるが、そのことも殆どが触れられていない。核の無い日本を考えた場合、種々の面から原発大国以外に日本の生きる道は無いと考えるのが普通の知能ではないか。
これらの本を許しているのは、日本政府にも責任がある。つまり原発は縮小する方針と主張しているからである。しかし、その理由は全く不明で、これから説明すると言っているようだ。フランスの原発依存が80%なのに、何故日本は30%の現状をさらに縮小するのか、きちんと説明できるのだろうか。毎年何人が交通事故で死亡し、何人が自殺するのか、それとの比較も説明してほしい。


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