2013年8月14日水曜日

再々 年金について

 政治家や専門家は年金問題(制度破綻)は極端な人口減少、少子化が原因であると説明し、国民もそれを信じて対応(我慢)している。しかし少子化は原因の一つではあるが本質ではない。
 年金の給付は過去の掛け金に比例している、つまり実質的な積立方式である。しかるに現在の掛け金(保険金)は賦課方式で決めるから、仮に人口が大幅に減少しないと仮定しても、現状の所得(給与)が過去の所得を上舞らない限り年金制度は破綻するのである。
 親より子が、子より孫の所得が減少している現実においては、年金制度が破綻するのは当然の結果である。つまり日本人が劣化し日本が衰退していく状況で年金を維持するためには、人為的なハイパーインフレ(大幅給付切り下げ)にする以外に破綻防止策はない。
 日本人の劣化を防止すれば良いと云う理屈になるが、それは多分不可能だろう。高度経済成長期のように、月月火水木金金で働くなんて、日本人にはその様なやる気は無いし、奢った末にゆとり教育(修正が始まったが)などと云う馬鹿なことをしたのだから。

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