2014年6月7日土曜日

環境ホルモン、ダイオキシン、原発

一時期問題になり世間を騒がせた、環境ホルモンやダイオキシンは、今は殆ど話を聞かなくなったが、一体どうしたのだろうか。
問題がすべて解決(発生がゼロになった)されたのか、それとも人間が飽きっぽいだけなのか。そのような部分もあるが、答えは疫学的に影響が小さいことが証明されたからである。例えばダイオキシンの血中濃度が何倍になっても、癌発生率上昇には余り影響が無く、喫煙者の癌発生率上昇に比べれば遥かに小さい。しかしダイオキシン騒動の結果として、日本国の受けた被害は甚大である。市内にあったごみ焼却場はすべて廃止されてしまい、それに伴い熱電共用の設備は(最善のエネルギ対策)も消えてしまった。今や市内のごみは遠くの焼却場へ輸送せざるを得ず、熱電共用も不可能になっている。
今また原発で同じことが繰り返されている。広島原爆では爆心地の1km以内で被爆した人でも癌発生率は、喫煙者のそれより小さいことが言われているのに、福島では広島原爆に比べ微々たる放射線被爆であるにも関わらず癌になると騒いでいる。
福島では汚染土壌を元に戻す程度までに除染するとか、放射能を完全に遮断するとか、原発から50km圏まで非難対策をするとか、日本から原発を廃止する以外に方法が無いような処置が取られている。日本から原発が無くなって、日本の衰退が確定したころに、漸くその愚に気付くのであろう。
物事は確率に従がって、つまりリスク(可能性)を勘案して、動いているにも拘らず、原発など一部の課題に付いては、確率無視になっている。その原因はオピニオンリーダ、特に政治家の説明責任放棄にある(もしかしたら確率と云う概念が無いのかも)。

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