2013年11月10日日曜日

教育内容改革(熱力学)

 エネルギー問題の解決、優しく言えば、安価な電気をふんだんに供給するすることを検討する場合、間違った感性(直観)の下に、間違った意見を言う人が多い。すなわち一部の政治家やマスコミ関係者は、再生可能エネルギーやマテリアルリサイクルなどが簡単に出来ると言い、更には直ちに原発ゼロなどを主張する。
 感性(直観)は、主に初期教育によって作られるものであるが、日本の教育においては、中学、高校を通して熱力学第一法則を徹底して教育する。そして高校入試や大学入試では、それに関する試験問題が必ず出題されるのである。従って、感性(直観)として「エネルギー保存則」が体に染み付くのである。
 逆に、熱力学第二法則は中学、高校では全く教えない。日本の大学においても、ほんの一部の学部で教えるだけで、殆ど教えることはない。
 猫に説法だが敢えて言えば、熱力学第二法則とは、熱を捨てなければ有効エネルギーは得られない、有効エネルギーは消滅する、物事は不可逆である、等々である。技術の世界においては、「エネルギー消滅則」の感性(直観)が不可欠なのであるが、日本人の殆どにはこの感性(直観)がない。
 再生可能エネルギーと叫び、原発ゼロと叫べば国政選挙に当選するのは、国民の多くに、「エネルギー消滅則」の感性(直観)がない証拠である。前総理大臣や多くの文化人?と言われる人がまでが、直ちに原発ゼロを主張するのは、日本の間違った教育の結果と言わざるを得ない。
 日本人の感性(直観)に変更がない限り、エネルギー問題解決に留まらず、あらゆる技術の発展も含め、日本の将来は険しいことになるだろう。
 日本の将来に向けて、中学、高校の教育内容に熱力学第二法則の少しだけ(第一法則だけでないと云う程度のこと)でも加えるよう、大々的な運動を展開して行く必要がある。

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