フォルクスワゲンのクリーンディゼル不正事件が世界を賑わしているが、クリーンディゼルなどと云うものが有りうるのか、基本的に疑問である。
ディゼルエンジンにしろガソリン(オットー)エンジンにしろ開発されて100年以上、環境対策が言われて数十年、その間若干の改善は有ったが、大幅な改善は無い。原理原則が不変、即ち熱サイクルが固定されている訳で根本的な改善が無いのは当然の結果であろう。
この間、関係技術者は長年の開発実績よりディゼルエンジンの性能限界を見切ったのであろう、その結果としてソフトを誤魔化す不正に走ったと想像される。
ディゼル車にガソリン車と同様にハイブリッド(バッテリ搭載)にしたらと云う提案もあったかもしれないが、これで環境対策が抜本的に改善されることは考えられない。バッテリを利用してブレーキエネルギを回収するとか、最適運転条件になるように電動補助するとかは可能であり、それによってエネルギ効率の向上は図られるだろうが、環境対策に大きな効果が有るとは考え難い。
それより今関心が有るのは、トヨタやスズキがこの件についてどれだけのことを知っていたかと云うことである。トヨタがワーゲンと手を切りマツダと提携、スズキはワーゲンと絶縁し全自社株を買い取った。トヨタはワーゲンの技術を自主解析し、経営判断した可能性はあるが、スズキはそれ以外の方法で情報(技術情報の提供拒否、等)を入手した可能性もある。
いずれにしてもスズキの爺様は対した玉だ。
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